2月8日午後16時20分、一機のボーイング737がゆっくりと瀋陽桃仙国際空港に舞い降りた。早くから駐機場で待機していた空港の税関係員の見守る中、牽引車両やコンテナ搭載車が忙しく働き、搭載されていた1922箱の特別な「乗客」がついに到着した。
この物資は遼寧成大国際貿易有限公司が国外から緊急調達した保護用物資、1000個のゴーグルと97万枚以上のマスクだ。新型コロナの発生以来、これは瀋陽税関区で輸入される最大量の防疫物資になる。物資は通関後、遼寧省慈善総会に寄付され、新型コロナウィルスによる肺炎の防疫に使用される。
これらの物資を迅速に通関させるため、瀋陽桃仙空港税関は、寄付物資の輸入のためにグリーンレーンを設けることにした。物資入国のために関連する手続きについて懇切丁寧に指導を行い、事前申告を通して即時検査が行われた。また特例として検査地点を駐機場に設け、少しの遅延もなく通関が行われた。(中央テレビ本社記者 李承沢)